20代じょぶらぼらとりー

20代の働き方を研究するブログ。

サラリーマンが「フリーランス羨ましい」と言うのは”隣の芝生は青く見える”だけ

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わたしが会社を退職してフリーランスになった頃、「自由に働けていいなぁ」「好きな場所に行けて羨ましい」といった声をもらうことがありました。

 

実際、わたしが会社員だったときは同じようにフリーランスに対して羨望の目をもっていました。

しかし、現実にフリーランスになってみて「なんでも隣の芝生は青く見えるんだなぁ」と感じたのです。

 

みんなフリーランスの”上澄み”の部分しか見えていない

フリーランスは

  • 好きな場所で働ける
  • 自由な時間に動ける
  • 自分の好きなことだけできる

こういう好意的なイメージを持つ人も少なくないはず。

でもそれって、ほんとにフリーランスの1割の部分しか見えていないんです。

 

実際にはやるべきことが会社員時代よりも増えたりしてずっと徹夜したり、いつもコワーキングスペースやカフェを探しては出費がかさんだり税金クソ高かったり、良いことばかりではないのです。

でもこういうのはあまり表立って言われないので、サラリーマンからするとその実情はわからないのかもしれません。

 

自分の芝生を見つめなおそう

わたしがフリーランスになって、「逆にサラリーマンのほうがありがたい環境だな」と感じることもあります。

  • 仕事とプライベートのけじめがついている
  • キャパを超えて仕事をこなすことはほとんどない(ブラック企業をのぞく)
  • 働く場所や備品がしっかり与えてもらえる

サラリーマンとして働いてたら当たり前のことなんですが、これってありがたいことですよねぇ。

 

当たり前の環境こそ、もうちょっと見つめなおしてありがたみを感じる努力が必要かもしれません。

 

といっても私は会社員には戻りたくない

ですが、わたしはフリーランスとして本当に独立してよかったと思っています。

サラリーマンとは違う働き方を経験できたこと、自分で仕事を作る感覚を得たこと、自分の作業量がそのまま成果に出ること、どれもサラリーマンのままでは感じられなかったことです。

 

20代のうちなら、こういう働き方を経験してみると、またサラリーマンになったとしても以前と職業観が変わると思います(いい意味で)。

 

わたしが今後会社員になるかは未知ですが、少なくともこの選択をしたことは良かったなと。

隣の芝生は青く見えるのなら、一度青い芝生を実感することも大事かもしれません。