20代じょぶらぼらとりー

20代の働き方を研究するブログ。

「仕事がつらくてしょうがない」なら逃げていい。逃げる勇気を持て。

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また悲しい事件が起きてしまったのか。

24歳東大卒女性社員が過労死 電通勤務「1日2時間しか寝れない」 クリスマスに投身自殺 労基署が認定 - 産経ニュース

 

日本はしばしば「つらいこと大変なことを続けることが美徳」だというよくわからない意識がはびこりすぎていると思う。

 

「それを続けることが本当に今後の自分のためになるのか?」

これをしっかり考えるべきなのに。

 

組織は変わらない。あなたが逃げるしかない。

「こんな苦しいことを続ける意味はあるのか」。そう感じたら、迷わず逃げるべきなんだ。

その組織に慣れてしまった上司たちはきっと「これくらい耐えられなければ社会でやってけないぞ」と言うだろう。

 

でもそれは、「その会社の中だけの常識」でしかないのだ。

「おれにもできたんだからお前にもできるはずだ」というなんの根拠もないただの上司の価値観の押し付けなのだ。

 

そんなことを言われて真に受けてしまったら、どんどん自分を押しつぶしてしまうだろう。

どんなに上司からぐちぐち言われたって、「本当にそうなの?」って疑う意識を忘れてはいけない。外の世界を自分の目で見て、「いや、それはおかしいだろ」って気づいてほしい。

 

ただ「その考えはおかしい」からといって、会社を変えようとするのはやめたほうがいい。

電通くらいのマンモス企業であればなおさら、そんな一人が声をあげたところで簡単に組織は変わらないのだ。

きっとこの事件が起きても、電通の体制はきっと変わらない。

 

だったら、自分が逃げるしかないんだ。

 

「逃げ」ることは負けではない

みんな会社をやめることに対して「負け組だ」とか「根性がない」とか言うけれど、それは間違いだと思う。

 

その苦しい状況を続けた先に、自分の実現したいものが確実にあるのなら続ける意味はあるのかもしれないが、いまの若い世代にはそれがないのにむやみに苦しいことを続けている人も少なくない。

 

続けたさきにワクワクする未来がないのなら、今すぐ逃げよう。

その選択は「負け」ではなく新たな可能性に踏み出す「挑戦」なんだ。

 

まわりにいろんな批判を浴びせられたって、自分が幸せに働ければそれでいいのだ。

 

そして、自分のまわりにそうやってつらい思いをしている人がいたら、全力でそう伝えたい。

 

 

もっともっと世の中が、「逃げる勇気」をもてる人たちであふれてほしい。