よく母校の後輩や就活生に相談を受けるのが「学歴がないのでちゃんと就職できるか不安です」というもの。
わたしも就活のときに感じたが、やはり一般的に就活をこなしていくとどうしても「良い大学とそうでない大学」の差が歴然とわかるのである。
しかし実際に社会人になってみて「学歴コンプレックス」というものはあっさり乗り越えられるものだった。
学歴コンプレックスをもつ人が乗り越えるべき3つの壁
学歴に関係ない自分の強みを知っておく
間違いなくこれは重要。わたしも学歴によらない強みがわかったからこそ、いま会社を退職しフリーランスとして活動できている。
「自分はいろんな人と臆さず話せる」「黙々と一人で集中して作業ができる」などなどささいなことでも自分の強みはあるはず。
それを明確にするだけで自信を持てるし、自信のある人にはまわりの人たちが仕事を頼みたくなるのだ。
学歴コンプレックスを持つ人が乗り越えるべきは、自分の強みを知って恐れと不安をなくすことだ。
学歴にこだわる会社・人物と距離をおく
わたしは学歴で人を判断するような企業・人物とはかかわらないようにしている。
人を肩書だけで判断することは勝手なその人のイメージで全てを決めつけているからだ。
だから肩書に関わらず、相手が大事にしている価値観を知ろうとする会社や人物と関わったほうがいい。
学歴で判断されるような会社は行かなくて正解。こっちから願い下げすべきである。
自分の価値観に合う人と付き合う
自分の価値観に共感してくれる人と関わっていくことは自己肯定力を高めるきっかけにもなる。
「自分の考えはこうだ!」と胸を張って言えることは今後の働き方に大きく影響してくるからだ。
だから逆に価値観を否定してくるような人と一緒にいると、今後の可能性が奪われてしまう。
まずは自分が普段大切だと思っていることを改めて考え、軸を定めることが大事。そこが決まってくれば、あとはそれを自分の言葉で発信する。そうするとおのずと共感してくれる仲間ができるはず。
この3つが身についたら、きっともう学歴にコンプレックスなんて感じなくなるだろう。