20代じょぶらぼらとりー

20代の働き方を研究するブログ。

就活の面接官は、圧迫面接では何も得られないことに気づくべき。

 

後輩の就活生が「圧迫面接で緊張して何も言えなかった」という話を聞きました。

 

わたしも3年前に就活をして、いわゆる「圧迫面接」というものに当たったことがあります。

威圧的な面接官。ハイレベルな質問攻め。慌てふためく就活生。

 

圧迫面接は個性をつぶすだけ

なぜ圧迫面接はなくならないのでしょうか。

「学生の度胸を試すため」?

 

面接は企業と個人の理念や価値観がマッチするかどうかを見極める場ではないのだろうか。

圧迫面接で言いたいことも言えなくなってしまう就活生を相手にして、一体何がわかるというのだろう。

 

面接は就活生の”素”の部分を引き出すべきなんです。

上っ面の自己PRではなく、個人が本当に大切にしている価値観を探って明確にすることが、面接官の役割ではないのでしょうか?

圧迫された企業に内定をもらったとしても、その就活生はその企業に入りたいと思うのだろうか。

 

就活は恋愛と同じ

就活は恋愛と同じで、「お互いが何を大切にしているか」がマッチすることが一番大切だと思います。

圧迫面接をするのは、付き合ってもいない相手に「ねえ私のこと好きなんでしょ?どこが好き?ちゃんと答えてくれない?」とガツガツ言い寄るようなものです。

そんなこと言われたらいくら好意を持っていても少なからず幻滅してしまうでしょう。

 

企業も就活生もウソで塗り固めた答えを淡々と話すより、素の部分を見せ合いながら腹を割って話したら、入社してから「こんなはずじゃなかった」とショックを受ける就活生はいなくなるだろうなぁ。

 

就活生は”経験から何を学んだか”を明確に話そう

よくいる就活生は「いかに自分が大学時代にいろんなことをやってきたか」を自慢したがります。

だけどそれはさほど重要ではなくて、大事なのは「その経験から何を学んだか」です。

どんなにたくさん活動していても、そこで何も学んでなかったらやらなくても一緒ですからね。

たとえ勉強しかしてない人も、バイトしかしてない人も、そこからどんなことを学んできたかを明確に話すだけで面接は通りやすくなる。

 

 

日本の就活がもっとよりよいものになることを願うばかりです。

 

仕事のプレッシャーに耐えられないなら、逃げるのも手だと思う。

仕事のプレッシャーに耐えられずつぶれてしまう人が少なからずいる。

「ここで逃げ出したら負けだ」

そう思って逃げたくても逃げられず、結局自分ひとりで抱え込んでつぶれてしまう人もいるのだろう。

でも、わたしは「もうこのプレッシャーに耐えられない」と思ったら、構わず逃げていいと思うのだ。

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「仕事がつらくてしょうがない」なら逃げていい。逃げる勇気を持て。

 

また悲しい事件が起きてしまったのか。

24歳東大卒女性社員が過労死 電通勤務「1日2時間しか寝れない」 クリスマスに投身自殺 労基署が認定 - 産経ニュース

 

日本はしばしば「つらいこと大変なことを続けることが美徳」だというよくわからない意識がはびこりすぎていると思う。

 

「それを続けることが本当に今後の自分のためになるのか?」

これをしっかり考えるべきなのに。

 

組織は変わらない。あなたが逃げるしかない。

「こんな苦しいことを続ける意味はあるのか」。そう感じたら、迷わず逃げるべきなんだ。

その組織に慣れてしまった上司たちはきっと「これくらい耐えられなければ社会でやってけないぞ」と言うだろう。

 

でもそれは、「その会社の中だけの常識」でしかないのだ。

「おれにもできたんだからお前にもできるはずだ」というなんの根拠もないただの上司の価値観の押し付けなのだ。

 

そんなことを言われて真に受けてしまったら、どんどん自分を押しつぶしてしまうだろう。

どんなに上司からぐちぐち言われたって、「本当にそうなの?」って疑う意識を忘れてはいけない。外の世界を自分の目で見て、「いや、それはおかしいだろ」って気づいてほしい。

 

ただ「その考えはおかしい」からといって、会社を変えようとするのはやめたほうがいい。

電通くらいのマンモス企業であればなおさら、そんな一人が声をあげたところで簡単に組織は変わらないのだ。

きっとこの事件が起きても、電通の体制はきっと変わらない。

 

だったら、自分が逃げるしかないんだ。

 

「逃げ」ることは負けではない

みんな会社をやめることに対して「負け組だ」とか「根性がない」とか言うけれど、それは間違いだと思う。

 

その苦しい状況を続けた先に、自分の実現したいものが確実にあるのなら続ける意味はあるのかもしれないが、いまの若い世代にはそれがないのにむやみに苦しいことを続けている人も少なくない。

 

続けたさきにワクワクする未来がないのなら、今すぐ逃げよう。

その選択は「負け」ではなく新たな可能性に踏み出す「挑戦」なんだ。

 

まわりにいろんな批判を浴びせられたって、自分が幸せに働ければそれでいいのだ。

 

そして、自分のまわりにそうやってつらい思いをしている人がいたら、全力でそう伝えたい。

 

 

もっともっと世の中が、「逃げる勇気」をもてる人たちであふれてほしい。

 

 

 

学歴コンプレックスを抱える人が乗り越えるべき3つの壁

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よく母校の後輩や就活生に相談を受けるのが「学歴がないのでちゃんと就職できるか不安です」というもの。

わたしも就活のときに感じたが、やはり一般的に就活をこなしていくとどうしても「良い大学とそうでない大学」の差が歴然とわかるのである。

 

しかし実際に社会人になってみて「学歴コンプレックス」というものはあっさり乗り越えられるものだった。

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