就活ををしていた頃、周囲からはこんな声を聞いた。
「安定した企業がいい」
「そこそこの給料もらえれば十分」
就職する前から”安定志向”になってしまっているのだ。
ある程度歳を重ねて体が活発に動かなくなってからこんな話になるならまだしも、若くてエネルギーがある20代がこれを言うのはあまりにもったいないのではないだろうか。
”若さ”と”健康”は武器になる
若さからくるエネルギーと健康であることは最大の武器であると思う。
好奇心があればすぐに取り組むことだってできる。その武器に気づいていない人たちがあまりに多いのではないか?
歳をとったときに「もっと若い時に動いておけばよかった」と後悔しても遅い。
それなら今のうちに興味をもったことは多少のリスクを負ってでもチャレンジするべきではないだろうか。
全力でやった結果、失敗してしまっても20代なら絶対に起死回生できる。
だったら今のうちにやりたいことはやっておくべきだ。
守るものが増える前に動こう
わたしは30代・40代になったときにいまのようにリスクある決断ができなくなるのではないかと感じている。
なぜなら新しい家族ができたり家を買ったり車を買ったり、「自分以外に守るもの」が増えるほどリスクを恐れるようになるからだ。
それなら守るものが自分の身だけである今のうちに決断すべきではないか?
「やってみたい」と思うなら決断を先延ばしにするほどその情熱も足取りも重くなるので、そう思った瞬間に足を動かしてみよう。
安定より刺激ある人生の方が面白い
「安定」とは「変化がないこと」だと思っている。
個人的に「変化のない」人生ほどつまらないものはない。ずっと同じ毎日が繰り返されるからだ。
安定を求めている人が「最近刺激がなくて退屈だ」なんてつぶやいたりするのを聞いて、それは明らかに矛盾していると思う。
心のなかでは刺激がないことを求めているからだ。
刺激がほしいなら変化をする勇気も必要なのだ。
20代という貴重な時間をどう使うか。
後になって後悔しないような決断をしていきたい。